2010年5月31日月曜日

世界禁煙デー

今日は世界禁煙デーですね。

世の中には、
何かを悪く言うことで、そうでない自分を正当化したがる人は多いものです。

今の私にとっては、一日二日の禁煙には何の苦もありませんので、世界中で一日禁煙してみましょうという呼びかけなら、それも面白いのかもしれませんが、意味がよく分かりません。

たばことともに燃やされる、香料や薬品を吸入したときの身体への影響や、パルプ紙の使用による森林伐採への抗議、フィルター部のゴミ問題への抗議なら同感ですが、
純粋なタバコが、身体へどれだけの悪影響を及ぼしているというハッキリしたデータを見たことがありません。

肺がんにかかった患者を調べたら、紙巻きタバコの喫煙者が多かったといったデータはよく見かけますが、
禁煙者もかなりの確立で発症していますので、喫煙が原因で肺がんになっているというより、
世の中、喫煙者も禁煙者も肺がんにかかる人も多いということだと思うのですが。

とはいえ、決して喫煙を勧めている訳ではありません。


そして、ガンなどという病気は、近年こそ、何人かに一人の割合にまで増えてきましたが、
昔からこんなに多かったわけではなく、たばこは昔からあるものですし、
原因はもっと大きな人間環境の変化にあると考える方が普通だと思うのですが。

ガンの割合は、ここ100年くらいの石油産業の発展とともに増加していったような気がするのは、私だけでしょうか?

たばこの煙を云々言う前に、
本当に環境を良くしたければ、どう考えても排気ガスでしょう。
車の排気ガスとタバコの煙を同等と考えるのは、いささか無理がありますね。
どんなにヘビーな喫煙者でも、車の排気ガスをタバコのように吸い込んだら、一気に体の具合が悪くなりますよ!


禁煙というなら、
全ての煙を禁じて、
『世界禁煙デー』ではなく『世界石油を燃やさないデー』として欲しいものです。
飛行機も船も自動車もバイクも全て止まります(笑)
みんな我慢できるかな~? 
特に、石油の大好きなアメリカ人や、
アメリカに政府もろとも言いなりの日本人や、中国人。

自分の都合の良いことばかり言ってる人は本当に迷惑です。


たばこが嫌いな人は、たばこを吸わない人なのですが、
たばこを吸わない人には、禁煙の方法など思いつく訳がないのです。

『先が光って水蒸気』の製品で禁煙できると思うのは禁煙者の発想で、
喫煙者には、アレでは禁煙などできるはずがないと、全員がわかっています。
それでも買うのは、面白がってやってみたいだけのおもちゃとしてですし、
売ってる企業も、始めからそのつもりで売っているのでしょう。

禁煙・減煙は、
たばこをくわえて煙を吐きたがる癖から直す必要があるのですが、その点あれは逆効果ですね。


たばこを吸う人、吸わない人ではなくて、
一時も我慢できないような喫煙方法で、余計な揮発物をどんどん燃やしながら喫煙する人もいれば、
他人に迷惑をかけぬよう、お行儀の良い方法で喫煙を楽しんでいる人もいるのです。


自分はたばこは吸わないし、
たばこなど世の中から根絶してよいと思っている人で、
牛肉は食べるという人に聞いてみたいことがあります。

食肉用として家畜を飼い、未成熟の牛を出荷して殺して食べ、
その家畜がちょっと流行り風邪にかかったくらいで、
人が食べても何ともないのに、ムダな殺生を擁護していて、
時がたてばまた、今まで通り牛肉が食べられると思っている人に。

牛肉が大好きな人には考えられないかも知れませんが、
牛肉を食べない人は世界中でもかなり多く、珍しくないですし、
一切の殺生をしないデーとか、肉を食べないデーとかがあっても不思議はないわけです。

日頃から牛肉を食べない人たちから、
その行為は良くないから止めた方が良いと言われ、肩身の狭い思いをして・・・。
世間からは、牛肉を食べる人というレッテルを貼られ。

こうなりますと、牛肉好きは、
牛肉を食べることの何がいけなくて、どうなら良いのか?と、
物事を幅広く奥深く観て、自身の倫理が納得のいく結論を出すはずです。

人と共に農作業に従事し、その生涯を終える時に食べられる家畜以外、
食肉用として売られる牛肉は口にしない(スーパーでお肉を買わない)人もかなりいます。


いずれにしても、
世の中に『ヒステリック現象』というものがある限り、
自分の場合は悪く言われる筋合いはなかったとしても、大衆と同じ扱いで悪いレッテルを貼られますが、
迫害を受ける側は、自分を許せない人を許すことのできる人たちだと思いますね。


『○○禁止』その本質を知った世界の人々により、
『○○禁止デー』の必要性を感じなくなる世の中になることを信じて。

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