2011年2月25日金曜日

エコはカッコいい!

rooms22においてもやはりそうでしたが、EU諸国の方にマキマスカを説明する際に、
ゴミが出ない事を説明すると、カッコ良い!と言われます。
カッコ良いの意味が、製品の美観ではなく、使う人のスピリッツに対して向けられている。

人前でマキマスカで巻くのは、怪しげなのでちゅうちょすると言った方がいらっしゃいましたが、
体裁というより地球のためにしていることですし、
私なら、フィルターゴミを何とも思わない人だと勘違いされる方が、よほど嫌ですが。

日本人の急速な進化に期待しております。

近日公開

YouTube版『マキマスカのお手入れ』『巻き方講座』を近日公開いたします。
巻き方講座では、上手な巻き方~各種巻き方をご紹介いたします。
お楽しみに!

現行版
http://www.youtube.com/watch?v=vU6jtfrWH90

2011年2月18日金曜日

日本の喫煙

数ある喫煙法の中で、日本には古くから『キセル』があります。
勝新太郎さん『座頭市』の喫煙シーンでもおなじみです。

キセルはとても合理的な喫煙だと思います。
しかし、実際に使ってみますと、
いわゆる『パイプ』とは全く違い、タールを除去する機能がありませんので、とにかく強い。
大半はこれが原因で『キセル』を諦めてしまう、ヘビースモーカー向けです。

これをクリアしますと、次に出てくる問題が『掃除』です。
キセルの内側に付着するタールをきれいに掃除しないと、次の一服が不味いわけですが、
その掃除は、一服ごとに施すほど簡単ではないのです。

何と『キセル掃除屋』という専門職があったくらいです!
和紙でこよりを作って掃除してくれたそうです。
1932年生れの私の父が、1945年頃も見かけたと話してくれました。

1949年には日本専売公社が発足し、『箱入り紙巻きタバコ』が主流となっていきます。
たばこ葉の専売ですから、売られているそれを買う以外、方法がありません。

タバコからの税は、国の税収においても高い割合を占めていましたので、
そのたばこ葉に含まれる添加物によって、どんどん習慣化させられてしまいました。
このタバコの悪循環を治すには、本物のタバコにチェンジするのが早いと思います。

現在では、JT日本たばこ産業株式会社(1985年発足)となり、専売権は無くなりましたので、
添加物を含まないたばこ葉を選ぶことができる様になっています。
手巻き用のたばこ葉など、
フィルターなしで吸う事を前提に作られた、高品質なたばこ葉が数多く揃っています。


遠い昔、峠の茶屋には『名物煙草』なるバナー(笑)があり、旅人が峠の茶屋で一服する。

ニコチンだけを摂取していても、そんなに癖になる訳でもなく・・・

一日に何回も喫煙しないと我慢できないのは、ニコチンの影響では無いのではないか?
マキマスカにシフトして3年になる私はそう感じます。

今日は吸えませんと言われても、全然困らなくなりましたので。